バンコク教育移住のキロク

2022年から、3歳の娘と家族3人バンコクに引っ越してきました。

国際バカロレア PYP(幼稚園)のカリキュラム

2022年8月にバンコク
夫、3歳(今は4歳)の娘と
教育移住をしてきた我が家。



国際バカロレアのインターが
よくて、現在のインターに
通っています。



日本の感覚だと、例えば
「今週は英語で色を学びます」
「今週は数字の1から50を
 覚えます」

こんな感じでテーマが決まって
いるのが教育、と言う感じですが
IBは違います。
(ちなみにタイも公立の学校は
 日本に近いと先生が言ってました)



例えばここ数週間は
"How to express your emotions"
がテーマ。


ここでも、
笑ったり怒ったりしている人の
絵や動画を見せて
She is angry, he is happy
と覚えていくのではなく


ムンクの叫びの絵を見せ先生が
「これはムンクのThe scream
という絵です」と言った後
こんな会話が繰り広げられます。

先生:How does he look?
園児:He look sleepy!
園児:He is scared!
先生:Yes, I think he is scared!
と教えたり



怒りの感情を表した
ミュージカルを見せ
"angry"とは何か、
そしてそれをどう表現する
のかを教える。



クラスメイトの出身民族の
お祝いのダンスの動画を見せ
"Happy"の概念、そして
ハッピーの表現方法を知る。
もちろんこうして
他国の文化も学ぶことができる。



ヴィヴァルディの四季を
聴かせながら先生が
What do you think?と問いかけ
園児が "angry!"
"sounds like a Ninja!"と
答えたり。
(忍者とか言って可愛い笑)



ただ感情を表す単語を教える
だけでなく
・感情の表し方(表情や体の動かし方)
・Music (音楽、ダンス)
・Art
・他国の文化
なども総合的に教えていきます。



「He is angry」「She is happy」と
教える英語の授業と
曲やアートを聴かせてタイトルを
教える音楽、美術の授業が
独立して存在するのではないのです。



私はこのIBのカリキュラムが
大好き。



(ちなみに今日書いたのは、私が
 幼稚園から送られてきた動画を見て
 気づいたのがことだけですが、
 もしかしたら先生はもっといろんな
 伏線を張っているのかも^^)